魚との関わり合い方
この文章を執筆している時点では、私はとある国立大学で生物学を専攻しており、日々学習・研究(魚の発生)に励んでいます。
私は小学生の頃に行った初めての海釣りで大きな魚(25 cmほどのアイナメでしたが、当時はとにかくデカい魚を釣った!と興奮したことを覚えています笑)を釣って以来、釣りが趣味となりました。
この釣りをきっかけとして、魚を食べること、魚を見ること…と魚に関する興味・関心が広がっていき、今では魚という存在自体を大好きになりました。
友達に私の印象を聞くと、「とりあえず魚が浮かぶ」と言われたので、自他ともに認める魚好きになったみたいです笑
詳しい自己紹介はまた別のブログでしたいと思います。
幼いころから魚が好きで、魚を見れば引き寄せられる私ですが、世間一般で見ると、どうやら日本人の「魚離れ」が年々進行しているようです…
次のグラフをご覧ください。
このグラフは、日本国民1人が1年で食べる食用魚介類の消費量の年推移を示しています。
ここで聞きなじみのない「純食料」という語句について説明します。
「粗食量」とは、1年間に国内で消費に回された食料のうち、食用向けの量を示します。一方、「純食料」は「粗食量」を人間の消費に直接利用可能な形態に換算した量で、野菜の芯や魚の頭部、内臓など通常食しない部分を除いた量を表します。
農林水産省 よくあるご質問より引用
この説明文より、純食料とは人の食糧消費量とほぼ同義であると考えられます。
ここでグラフの内容に戻りまして、
一目見て分かるように、日本人の魚介類に消費量が年々減少している、つまり「魚離れ」が進行していることが分かります。(人と魚との関係は食での繋がりが一番大きいと考えるため、ここでは魚消費量の減少=魚離れとさせていただきます。)
なぜ日本人の魚離れが進行している現状となったのでしょうか?
「魚離れ 原因」と検索してみると、「魚の調理が面倒」「肉よりも割高」などといった内容が多く見受けられました。
私も一人暮らしをする身として、これらの意見も十分に理解できます。
一方で、私の意見としては、「魚との関わり合いの浅さ」が魚離れの原因の1つとなっているのではないかと考えています。
あくまで私の主観ですが、日本ではこれほど魚介類に恵まれているのにも関わらず、実際に魚を見たり触ったりなどして、詳しく学習する機会がかなり少ないように思います。
そして、そのような教育を受けた親世代が魚離れをすると、当然ですがその子供も魚離れをする結果となります。
これらの結果として、魚がスーパーで売られる切り身の状態で泳いでいると勘違いしている子供もいるそうです…
このままでは魚離れが進行していく一方だと考えられます。
では、魚離れを解消するためにはどうすれば良いのでしょうか?
皆さまはどう考えますか?
私は、先に述べた「魚との関わり合いの浅さ」の反対のこと、
つまり「魚との関わり合いを深めれば良い」と考えています。
その魚との関わり合い方には、「食べる」「見る」「学ぶ」「釣る」「飼う」の5つが主に実行できるものとしてあると考えています。
このブログではこれら5つの観点に基づいて、実際に私が経験したことや学んだことを共有し、ブログ読者の皆さまに魚の面白さや魅力をお伝えできればと考えています。
そして、魚に興味・関心を持ち、魚のことをより好きになっていただき、日本の魚離れの解消に少しでも貢献できればと思います。
最後に、このブログのタイトルである「魚ときどき私」について述べさせていただきます!
このブログのタイトルである「魚ときどき私」ですが、
「魚と私との関わり合い方を伝えたい!」という強い想いを込めてつけたほか、
私のこと、つまり「魚以外で私が興味・関心を持ったことも時々伝えたいな~」というゆる~い想いも込めています。
よろしければこの内容にも付き合ってあげてあげてくださいm(_ _)m
ここまでお読みいただきありがとうございました!
今後、魚と皆さまとの関わり合いに助力できますよう努力してまいります。
まだまだブログ初心者ですが、今後ともよろしくお願いいたします。
2022/04/07 うぉーらる
皆さま、初めまして!
ブログ「魚ときどき私」の管理人であるうぉーらると申します。
まずは簡単に自己紹介をさせていただきます!